×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。


ジャズ100本ノック !!

Amazonへ ボス・テナーズ/ジーン・アモンズ&ソニー・スティット
Boss Tenors/Gene Ammons and Sonny Stitt
(Verve UCCV-9424)
1.There Is No Greater Love(6:33)
2.The One Before This(7:12)
3.Autumn Leaves(6:35)
4.Blues Up And Down(8:49)
5.Counter Clockwise(9:38)


ジーン・アモンズとソニー・スティットの両サックス奏者による、バトル形式のアルバム。
激しくパワフルであるのだけれども、それでいて暖かみのある音色。喧嘩セッションというより、お互いのサックスの色味を引き出し合っている、好感の持てるアルバム。
ジーン・アモンズとソニー・スティットの競作はこれまでに「ボス・テナー」「ボス・テナー・イン・オービット」があった。ライナーノートから引用すると、「この2枚のアルバムは大変な名盤と言うことで、'70年代に入ってアメリカでは2枚組として発売されたが、日本ではオリジナルな形にもどして、「ボス・テナー」「ボス・テナー・イン・オービット」と2枚のLPに分けて発売されることになった。」(岩浪洋三氏)とのこと。
とてもノリがよく、わかりやすいジャズ表現が積み重ねられているので、小難しいこと考えないで素直に楽しめる作品になっている。
ソニー・スティットにこだわって一時期蒐集していたのだけれども、スティットはジャズのみならず、ブルースやブラックミュージックにも幅広く精通しており、そのジャンルに関しては多くの引き出しを持っている。後年の「ミスター・ボージャングル」ではジャズという範疇にとらわれず、ポピュラーソングを彼なりのブルース・ブラックミュージックとして朗々と演奏している。初期のジャズらしいジャズ、後期の独自の解釈を交えたブラックミュージック。ソニー・スティットの料理のレパートリーの多さに驚かされる。
いずれにしても演奏能力の高さ、ブロウの力強さには全く変わりがない。追えば追うほど、彼のブラックミュージックの根源は何か、聴くたびに考えさせられ、研究したくなる存在だ。




ホームに戻る