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ジャズ100本ノック !!

Amazonへ スティーミン/マイルス・デイヴィス
STEAMIN'/MILES DAVIS QUINTET
(Prestige P-7200)
1.Surrey With The Fringe On Top(9:07)  2.Salt Peanuts(6:09)  3.Something I Dreamed Last Night(6:16)  4.Diane(7:52)  5.Well, You Needn't(6:22)  6.When I Fall In Love(4:25) 

1956年の録音。メンバーは、マイルス・デイヴィス(tp)、ジョン・コルトレーン(ts)、レッド・ガーランド(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。
「SURREY WITH THE FRINGE」ソロはマイルス、コルトレーン、レッド・ガーランドと続き、暖かい空気をバトンリレーしている。
「SALT PEANUTS」スタンダード曲をもう1回転か2回転スピードを上げていて、前曲で温存していたスピード技術を注ぎ込んでいる。マイルスの運指とブローイング、フィリー・ジョー・ジョーンズのスティックの回転はほぼ限界に達している。音楽の緊張感がひしと伝わってくる。
「SOMETHING I DREAMED LAST NIGHT」メロディーのいいところをじっくりと聴かせてくれるバラード。これもまた前曲とのスピードの落差でリラックスした空気に一変し、もともとゆっくりしていたものをさらにスローに感じさせる。情感のあるピアノを弾かせたら、レッド・ガーランドは天下一品。なお、この曲ではコルトレーンは登場しない。
「DIANE」愛情のあるメロディー。マイルスとコルトレーンの演奏がじわじわと染み入って来る。ピアノ、ベース、ドラムのリズム陣が粛々と曲を進めていくことで、ソロプレイのコントラストを強調している。終盤近くでピアノソロも入るが、あまり目立たないよう、控えめな姿勢のまま。
「WELL,YOU NEEDN'T」この曲だけは別の日に収録されている。唯一、ポール・チェンバースのベースが主導権を握る曲。ベースのピチカートも強めで、ソロでは細かく変動するメロディを弓で演奏している。
「WHEN I FALL IN LOVE」はほとんどレッド・ガーランドのピアノトリオ曲。こういうラブリーな曲を弾かせると本当に唸らされる。
アルバム全体を通して緩急がつけられていて、技術力をアピールする曲とハートフルな曲の両極を提示してくれる。聴く前にはマイルス色が強いのかと思っていたが、メンバーそれぞれのスタイルを再確認できる内容だった。


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