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ジャズ100本ノック !!

Amazonへ サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム/マイルス・デイビス
SOMEDAY MY PRINCE WILL COME/MILES DAVIS
(SME SRCS 9702)
1.Someday My Prince Will Come(9:06)  2.Old Folks(5:17)  3.Pfrancing(8:33)  4.Drad-Dog(4:51)  5.Teo(9:36)  6.I Thought About You(4:55)  7.Blues No. 2(7:08)  8.Someday My Prince Will Come (Alternate Take)(5:35) 

ディズニーのアニメーション映画「白雪姫」のテーマとして作曲された「いつか王子様が」を取り上げた、マイルス・デイビスの超名盤。 1961年3月の録音。 メンバーは、マイルス・デイビス(tp)、ハンク・モブレイ(ts)、ジョン・コルトレーン(ts)、 ウイントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、ジミー・コブ(ds)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。
1曲目は表題曲「サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム」。出だしのリズム感はバラバラで、それぞれがあさっての方向に向いている。 核になっているのはポール・チェンバースのベース。メルヘンチックな三拍子のメロディを、緊張感をもったマイルスのトランペットが奏でる。 流れるようなメロディラインを、あえて刻むかのようにガツガツと切り込む。バックに流れるウイントン・ケリーのピアノは真珠玉のよう。 3分半という中盤から、テナーのハンク・モブレイのソロ、そしてもう一人のテナーマンであるジョン・コルトレーンが登場する。 この曲でコルトレーンが演奏していたというイメージはあまり残ってない。それだけマイルスのメロディが有名なのだが。 コルトレーンにがんがんやらせても良かったのだろうけど、控えめなスタンスで終始しているところがなんとも心憎い。
「プフランシング」「ドラッド・ドッグ」はマイルス自身の作曲。コルトレーンは参加していない。 各パートがソロをほぼ均等に取るセッションらしいセッション。あまり響きのない地味なベースソロにむしろ好感を持った。
同じくマイルス作による「テオ」ではこのディスクのテーマと相反し、ストイックで緊張感に満ちた展開になっている。この曲も三拍子なのだが、 ひたひたと迫り来る恐怖を感じる。まずマイルスのソロが3分あり、コルトレーンのソロが4分、再びマイルスがソロを取って終了する。キンキンと鳴らすコルトレーンが最高。 「アイ・ソート・アバウト・ユー」でも落ち着いた曲の中での力強いトランペット。マイルスの世界に振り回され、翻弄される。参った。




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