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ジャズ100本ノック !!

Amazonへ ラッハ・ドッホ・マール/山中千尋
LACH DOCH MAL/CHIHIRO YAMANAKA
(Verve UCCJ-2052)
1.Quand Biron Voulut Danser(4:01)  2.Sabot(3:57)  3.Serenade To A Cuckoo(5:41)  4.RTG(3:54)  5.The Dolphin(4:25)  6.Night Loop(2:51)  7.One Step Up(4:14)  8.Lach Doch Mal(0:45)  9.Liebesleid(5:35)  10.Mode To John(4:54)  11.What A Diff'rence A Day Made(7:06)  12.That's All(5:49) 

山中千尋のピアノの特徴は伸びやかなサウンドにあると思う。なんとすべての曲のアレンジを山中千尋自身が担当。

「QUAND BIRON VOULUT DANSER」は欧州のトラディショナル曲。流れるようなピアノのアレンジ。コンガやチャイムの打楽器が区切りをつけていくような感じで鳴らされている。この絡みが実に爽快。 「SABO」は自身による作曲。テンポが速い上に、音符がぎっしりつまっている。自分で自分のクビを絞める気か。でもこれをサラリと演奏できるテクニックと自信があるのだろう。頭から最後までファインプレーの連続。 「SERENADE TO A CUCKCO」はローランド・カークの筆によるもの。ゆっくりとしたタテのり。印象的なベースソロから始まり、ドラムやバンジョーがピアノよりも目立ち、パーカッシブな曲になっている。アレンジの発想力がすごい。途中でベースソロが改めて入る。ベースの低音が深くて好み。 「RTG」はジェリ・アレンのオリジナル。これもかなりハイスピードなのだが、ピアノの鍵盤が上から下へと大移動を繰り返し、本当に忙しい。ミスらしいミスもなく、難なくやってのけてしまう。 「THE DOLPHIN」はボサノバ。1曲目に続きギターが参加。デビュー作の「LIVING WITHOUT FRIDAY」もそうだったけれども、山中千尋のピアノはとても爽やか。音から性別を判定すると、男でも女でもない感じがする。 「NIGHT LOOP」はミステリアス。不思議な感じ。 「ONE STEP UP」ではシンセサイザーを使用。こういう曲はどう評価したらいいんだろう?音の強弱がわからないからむずかしい。今までの曲と比べると単調な印象も受ける。 アルバムタイトル曲の「LACH DOCH MAL」は45秒という短い曲。1940年代のようなお茶目なジャズ。 一転して「LIEBESLEID」は大人っぽい。どっしりとしたベースとのやりあいが面白い。 「WHAT A DIFF'RENCE A DAY MADE」ではシンセサイザーとピアノとがごった煮。何をどう弾いてるのか頭の中が混乱するくらい。 締めの「THAT'S ALL」は後半の熱を冷ますような、落ち着いたスタンダード曲。オーソドックスすぎて何も言葉が見つかりません。

ジャケットから想像する印象とはかなり違っていて、スピード感があり、男っぽい演奏もしている。 そういえば、和物がなかったなあ。




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