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ジャズ100本ノック !!

Amazonへ オープン・セサミ/フレディ・ハバード
OPEN SESAME/FREDDIE HUBBARD
(輸入盤 BlueNote BST84040)
1.Open Sesame(7:11) 2.But Beautiful(6:26) 3.Gypsy Blue(6:28) 4.All or Nothing At All(5:36) 5.One Mint Julep(6:04) 6.Hub's Nub(6:51) 7.Open Sesame [Alternate Take](7:16) 8.Gypsy Blue [Alternate Take](7:35)

ザ・ジャズ・メッセンジャーズ参加前年にハバードが録音した初リーダー作。1960年の録音。メンバーは、フレディ・ハバード(tp)、ティナ・ブルックス(ts)、マッコイ・タイナー(p)、サム・ジョーンズ(b)、クリフォード・ジャービス(ds)。
タイトル曲「オープンセサミ」はハイペース。イントロのベースとドラムの演出による緊張感、細いところを通っているようなトランペットとサックス。ストイックで無駄がない。このシンバルをガシャーンと叩きつける音は好み。 ハバードによるトランペットソロは音階を上から下へと移動するが、サウンドは真っ直ぐストレート。にしても、シンバルはいまだにガンガンガシガシ鳴っている。テナーサックスは咆哮する。 とにかくこの2ホーンは自己主張が強い。マッコイ・タイナーのピアノソロになると、ドラムの演奏も控えめになる。マッコイらしいタッチで、粒立ちの良い音を出している。
「バット・ビューティフル」は一転してゆったりとした曲調。トランペットの独奏に近く、サックスはサポート的ポジションにまわる。晴れた西の空にこのまま夕日が沈んでいきそうな雰囲気。ムーディーな曲なのだが、それぞれの楽器の音はエッジが効いている。
「ジプシー・ブルー」はラテン調の曲。トランペットとサックスから相変わらず熱気が伝わってくる。特にトランペットソロではこのディスク一番のハイライトと言ってもいい超高音をたたき出す。ライブであればかなり盛り上がっただろう。
「オール・オア・ナッシング・アット・オール」では前曲のスピードをそのまま一気に加速させる。ドラムのスティックの回転が速い。トランペットソロ、ピアノソロもスピード命。ドラムソロの場面では、トランペットはあえて控えめな音量にしている。こういったチームワークがこのディスクでは随所で見られる。好プレーを連発しているドラムのクリフォード・ジャービスは、アート・ブレイキーやエルヴィン・ジョーンズに引けをとらないテクニックとパワーと情熱を発揮する。
硬質でドライ、硬派でストイック、かつエネルギッシュな会心作だ。ブルーノートらしいハードバップを味わうことができた。




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