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ジャズ100本ノック !!

Amazonへ ア・パーフェクト・マッチ/エラ・フィッツジェラルド&ザ・カウント・ベイシー・オーケストラ
A PERFECT MATCH/ELLA FITZGERALD & COUNT BASIE
(PABLO VICJ-60860)
1.Please Don't Talk About Me When I'm Gone(2:02) 2.Sweet Georgia Brown(3:07) 3.Some Other Spring(4:22) 4.Make Me Rainbows(3:24) 5.After You've Gone(3:45) 6.'Round About Midnight(4:43) 7.Fine And Mellow(2:42) 8.You've Changed(3:15) 9.Honeysuckle Rose(3:23) 10.St. Louis Blues(5:18) 11.sella(10:21)

女性ヴォーカリスト、エラ・フィッツジェラルドと、ピアノのカウント・ベイシー率いるカウント・ベイシー・オーケストラのライブ盤。1979年に行なわれたスイスのモントルー・ジャズフェスティバルでの演奏を録音したもの。モントルー・ジャズフェスティバルは現在も続く、由緒あるトップステージだ。
「プリーズ・ドント・トーク・アバウト・ミー」CDを再生したとたんからエラのヴォーカルとベイシーバンドのエネルギーがスパークしながら激しいエネルギーを放つ。2分しかない曲だったが迫力がすごい。お客さんも大盛り上がり。
「スウィート・ジョージア・ブラウン」ホーンセクションの切れ味がよく、ベイシーのピアノ、エラのヴォーカルもスウィング感あふれる。エラが身をよじらせながら雄叫びを上げている光景が目に浮かぶ。1979年録音のためか、音もクリアだ。
「サム・アザー・スプリング」ペースダウンしてバラード曲になるのだが、エラのフトコロの深さを見せつけられる。腹の底からゴゴゴーッと響き渡るパワーだ。こういった曲でネットリとした音も出せるベイシー・オーケストラの熟練の技にも注目したい。
「メイク・ミー・レインボウズ」ホーンのガンガンガンという攻撃に、エラはスキャットで応戦する。
「アフター・ユーヴ・ゴーン」スローなスタートから途中でテンポアップする。早口なスキャットとベイシー・オーケストラのブラスが真っ向から対決。このエネルギーを何と表現すればよいであろうか。
「ラウンド・ミッドナイト」今までの熱を冷ますような「ラウンド・ミッドナイト」。エラのヴォーカルは冷静ではあるものの、力強さでは今までと変わりがない。ダニー・ターナーのフルートソロがさらに熱を冷ます。このようなディスクでは熱い場面と冷たい場面を持ってくるのが得策である。熱い曲が続くと、聴衆もうんざりして疲れてしまう。
「ファイン・アンド・メロウ」この曲はビリー・ホリデイが作詞作曲したもの。強いボーカルが終始押し切る。
「ハニーサックル・ローズ」1929年に作られた曲にふさわしく、ダンスフロアが似合うビッグバンドジャズ。エラはひたすらスキャット攻撃するが、ボキャブラリーが豊富で、次にどんな弾が撃ち込まれるかとわくわくしながら聴いてしまう。
「セントルイス・ブルース」ブルースということだからか、エラは歌詞をとても大事にして歌っている。このヴォーカルに絡み合う臨機応変なオーケストラの変化も面白い。
アンコールの「ベイセラ」タイトルのベイセラはもちろん、ベイシーとエラを組み合わせたもの。ベイシーのピアノとフレディ・グリーンのギターから始まる。この2人で充分にスインギー。即興で作られた曲なので、エラは歌詞の中に「ベイシー」を織り込んだり、持ち前のスキャットを駆使するなどして会場を盛り上げる。サックスソロとスキャットのバトルは特に面白い。
最初から最後までお祭り騒ぎの楽しい一枚だった。




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