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ジャズ100本ノック !!

Amazonへ アワード・ウイニング・ドラマー/マックス・ローチ
AWARD WINNING DRUMMER/MAX ROACH
(TIME MYCJ-30109)
1.Tuba De Nod(4:01) 2.Milano(5:14) 3.Variations On The Scene(5:42) 4.Pies Of Quincy(3:23) 5.Old Folks(4:20) 6.Aadiga(6:36) 7.Gandolfo's Bounce(5:46) 8.Milano (Alternate Take)(6:33) 9.Old Folks (Alternate Take)(4:31) 10.Gandolfo's Bounce (Alternate Take)(6:12)

1958年に録音された、ドラマーのマックス・ローチのリーダー作。トランペットのクリフォード・ブラウンとの名コンビで数多くの作品を残した「エマーシー」レーベルが消滅した後の作品である。
メンバーは、ブッカー・リトル(tp)、アーサー・デイビス(b)、ジョージ・コールマン(ts)、レイ・ドレイバー(tu)、マックス・ローチ(dr)。
1曲目は「チューバ・デ・ノッド」息を静かに注ぎ込むようなブッカー・リトルのトランペット。おごそかな雰囲気の中、曲は進行してゆく。マックス・ローチのドラムから聞こえる音のほとんどはハイハットシンバルだ。チューバは異色。リズム部隊とメロディ部隊の橋渡しをしている。
ゆっくりとしたペースの2曲目「ミラノ」。1曲目同様、厳粛な雰囲気がただよう。スピードが遅いが、バラードとは呼べない。感情を極力押し殺し、神前の儀式がとりおこなわれているかのようだ。ジョージ・コールマンのテナーソロが秀逸。
3曲目「ヴァリエーションズ・オン・ザ・シーン」。ジョージ・コールマンのソロにつづき、ブッカー・リトルのソロ。マックス・ローチが奏でるシンバルのシャキンシャキンとした音がいい。その後トランペット、テナーVSドラムといった構図になるのだが、ここでやっとマックス・ローチがドラムテクニックを披露する。回転力と瞬発力のあるスティック使いを堪能できる。
4曲目「パイズ・オブ・クインシー」。ライナーノートによると、「パイズ」とはシンバル・メイカーがシンバルのことを言うときの呼称。「クインシー」は最も有名なシンバルメイカーとのこと。ドラム中心に作られたような曲。
5曲目「オールド・フォークス」。オールド・フォークスはブッカー・リトルとマックス・ローチの全面戦争。ブッカー・リトルは切れ味のある音を長時間供給し続け、マックス・ローチを挑発しているかのようであった。
6曲目「サディガ」。トランペットとチューバの濃いハーモニーから始まる。その後またしてもトランペットソロに移るのだが、ややエコーがかかっている。
7曲目は集大成「ガンドルフォズ・バウンス」。ここまでであまり時間が割かれなかったテナーソロやチューバソロ、ベースソロのパートもある。
ピアノレスにしたことで、リズムを全面的にドラムに頼ることとなり、意外にも裏方としてのマックス・ローチの力量を見ることになった。この試みは成功だったように感じる。特にシンバルの音は素晴らしかった。




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