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ジャズ100本ノック !!

Amazonへ トシコから愛を込めて/秋吉敏子&ルー・タバキン・ビッグ・バンド
From Toshiko With Love/TOSHIKO AKIYOSHI-LEW TABACKIN BIG BAND
(BMG BVCJ-37328)
1.A Bit Byas'd(7:32) 2.Lament For Sonny(5:16) 3.Let The Tape Roll(7:33) 4.Tanuki's Night Out(7:43) 5.Falling Petal(8:40) 6.Yet Another Tear(2:51)

トシコ=タバキン・ビッグ・バンドが初めて取り組んだタバキン作品集。1981年の録音。 「ア・ビット・バイアスト」冒頭はリラックスムードただよう、スタンダードジャズスタイル。ふ〜ん、と高をくくっていたらテンポが加速しテンションがどんどん上がってくる。しかも、どこから出てきたのか、ここでホーンセクションが突如出現する。細かくアップダウンするトランペットやサックスのソロに圧倒されてしまった。通常の水位だった川がどんどんと水かさを増し、いつの間にか氾濫し洪水を引き起こしたかのようだ。
「ラメント・フォー・ソニー・クリス」ルー・タバキンによる硬派なテナーを中心に展開される。男らしさと哀しさを感じるハートフルな演奏。曲が進行するにつれオーケストラが加わってきて、壮大なクライマックスを迎える。
「タヌキの夜遊び」独創的なドラムソロから始まる。タヌキだと言われると、なるほどタヌキ。バリトンサックスのヒョコヒョコとした演奏にも「タヌキらしさ」が現れている。中盤からはベースのスインギーな演奏が素晴らしく、ホーンセクションを縁の下から支えている。この部分はあまりにも洗練されていて、タヌキにしては格好よい。
「落ちる花びら」フルートの音が尺八っぽく、日本らしい情緒あふれた曲。はらはらと花びらが散るような、秋吉敏子のピアノの演奏も聴きどころだ。
「イェット・アナザー・ティア」暗くて悲しいピアノソロから始まる。これまで力いっぱい吹いていたルー・タバキンも、ここではふわっと優しい感じでまとめている。
全体に硬くてキリッとした金属的な音をしていて、心地よい爽快感がある。暖かめのビッグバンドジャズばかり聴いていたせいか、とても新鮮に感じた。




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