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ジャズ100本ノック !!

Amazonへ ウィズ・オール・マイ・ハート/ハーヴィー・メイソン・トリオズ
with all my heart/HARVEY MASON TRIOS
(VACM-1236)
1.Bernie's Tune(3:41) 2.If I Should Lose You(7:26) 3.So Near, So Far(4:41) 4.Swamp Fire(4:18) 5.Smoke Gets In Your Eyes(6:13) 6.Hindsight(5:26) 7.Dindi(7:47) 8.Without A Song(6:40) 9.One Morning In May(4:41) 10.Speak Like A Child(5:18) 11.Tess(4:50) 12.P's & Q's(7:20)

ドラマー、ハーヴィー・メイソンが12人の名ピアニストと8人のベーシストを集め、ピアノトリオのみを収録した豪華作品。
「バーニーズ・チューン」ケニー・バロンのピアノとロン・カーターのベース。ピアノは瞬発力があり、くっきりとした力強さを感じる。ベースは、押しても引いてもびくともしなさそうな重量感があって、曲の重みを作っている。
「イフ・アイ・シュッド・ルーズ・ユー」ピアノはチック・コリアが弾いているが、可もなく不可もなく。ハーヴィー・メイソンのガッと鳴るスネアドラムが味わえる。デイヴ・カーペンターのベースソロは好演。
「ソーニア・ソーファー」これもベースがいい。ナイスな人選。フレッド・ハーシュのピアノは上品で美しい。
「スワンプ・ファイアー」モンティ・アレキサンダーの高速ピアノは匠の技。チャーネット・モフェットのベースも他のプレイヤーとひと味違う。弓で弾いたり叩いたり。このスピードによくぞついていける。
「煙が目にしみる」はおなじみのスタンダードで、ピアノはボブ・ジェームス。元々ゆっくりとした曲ではあるが、さらにテンポを落としてじっくりと弾いている。至福の時。ベーシストでありながら美しい曲を紡ぎ出すチャーリー・ヘイデンが脇を固める。
「ハインド・サイト」は、ハーヴィー・メイソンとロン・カーターのタッグが強力すぎて、シダー・ウォルトンのピアノでは物足りない。残念。
「ジンジ」ラテンのようなボサノヴァのような、何だか不思議な雰囲気と思ったら4分の5拍子らしい。澤野工房のようなヨーロピアンジャズに仕上がってる。ブラッド・メルドーの押しつけがましくないピアノがぴったりとはまる。スネアドラムは「パァーン」と長めの音になっている。
「ウィズアウト・ア・ソング」ピアノはマルグリュー・ミラー、ベースはロン・カーター。冒頭はピアノがいまいち乗り切れず、淡々とした感じ。中盤からグルービーなベースと、勢いのついたピアノ、激しいスティックさばきが見事にマッチした。
「ワン・モーニング・イン・メイ」ヨーロピアンジャズの雰囲気を感じさせる、おしゃれな仕上がりとなった。ピアノはデイヴ・グルーシン。
「スピーク・ライク・ア・チャイルド」では、ハービー・ハンコックが伸びやかな演奏を披露。
「テス」ピアノはハンク・ジョーンズ。重鎮らしく、詩人のように語るピアノはさすが。
「P's & Q's」締めはロン・カーター。ジョン・ビーズリーの音の強さは中ぐらいで、3人が33%ずつ力を分担している。オリジナル曲ということだが、ここまでのスタンダードナンバーに引けを取らない。
全体にドラムは脇役に徹していた様子。しかし、これだけ有名なピアニストとベーシストを呼んで一枚のアルバムに収めた作品を作り上げた功績は大きい。




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