×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。


ジャズ100本ノック !!

Amazonへ ヴァーチュオーゾ/ジョー・パス
Virtuoso/Joe Pass
(PABLO VICJ-61078)
1.Night & Day(3:35) 2.Stella By Starlight(5:12) 3.Here's That Rainy Day(3:37) 4.My Old Flame(5:19) 5.How High The Moon(5:03) 6.Cherokee(3:38) 7.Sweet Lorraine(4:10) 8.Have You Met Miss Jones(4:44) 9.'round Midnight(3:38) 10.All The Things You Are(4:01) 11.Blues For Alican(5:30) 12.The Song Is You(4:34)

ギタリストのジョー・パスによるギターソロ作品。ギターソロという形態はジャズ界ではとても珍しいものである。1973年録音の作品。このアルバム以前にステージなどでソロ・パフォーマンスをしていたとのこと。このディスクはその集大成に位置づけられるのであろうか。
このギターはアコースティックなのかエレクトリックなのか一瞬判別がつかない。アコースティックのような音をしているが、エレクトリックのような響きも併せ持っている。ギターの原音に近い音を加工せず、アンプを通して電気的に増幅しているのであろう。曲によって電気の使用比率が違っているようだが、この件は詳しい人にお任せしたい。
ライナーノートにも書かれているが、彼のギターは、ベースとしてのリズム、コードによるハーモニー、そしてメロディーももちろんあり、1人で3役4役をこなして音楽を成立させている。
このアルバムを現時点で発表したとしたら、「イージーリスニング」「癒し系」などと言われ、レコード屋のジャズの棚には置かれないと思われる。寝る前に聴くのにふさわしいくらい、興奮とイライラを鎮め、リラックスさせてくれる。クーラーの冷風を直に浴びているような心境だ。
気分よく流れに任せて聴いていながら時々彼のテクニックに注目してみると、複雑怪奇なまでの左手の使い方とピッキングをしている。頭の中でその音をギターにあてはめながら聴いてみたが、どこをどう押さえて何番目の弦を弾いているのか、わけがわからなくなってくる。左手も単に弦を押さえるだけではなく、ハーモニクスのようなテクニックなどももちろん使っている。16分音符がツラツラと連続して並んでいるようなメロディーを何の苦もなく弾きこなしている。それでいて間違うことなく、さらに小手先の技やごまかしがなく、譜面に忠実な音をギターで再現しているようである。
ジョー・パスが作り出す独特の音世界。是非一度おためしあれ。




ホームに戻る