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ジャズ100本ノック !!

Amazonへ ジス・イズ・アニタ/アニタ・オデイ
THIS IS ANITA/ANITA O'DAY
(Verve POCJ-2493)
1.You're The Top(2:26) 2.Honeysuckle Rose(3:15) 3.A Nightingale Sang In Berkeley Square(4:03) 4.Who Cares?(3:16) 5.I Can't Get Started(3:56) 6.Fine And Dandy(2:27) 7.As Long As I Live(3:40) 8.No Moon At All(2:29) 9.Time After Time(4:08) 10.I'll See You In My Dreams(2:51) 11.I Fall In Love Too Easily(2:56) 12.Beautiful Love(2:39)

女性ヴォーカリストであるアニタ・オデイが、バックにバディ・ブレグマン・オーケストラを従えて歌の世界を繰り広げるこのディスク。彼女の魅力がダイレクトに伝わる1枚である。1955年録音の作品。
彼女の歌声はハスキーでありながら、とても明るく聴きやすい。強すぎず弱すぎず、中程度の声量を持っている。そして歌い方のスタイルが自然体だ。
スタンダードナンバー「ハニー・サックル・ローズ」は、ささやくような色っぽい歌い方をしている。序盤でベースと1対1で対峙している。声はどんどん張りを増してくるが、シャウトするようなことはなく、声の表情を大事にしていることをうかがわせる。途中でベースソロからピアノトリオに、さらにはホーンが加わるといったように、バックの演奏に変化がある。
「バークリー・スクウェアのナイチンゲール」ではときに爽やかに、またあるときは語るようにと変化をつけている。その変化の付け方が自然で嫌みがなく、彼女の素朴さが声に現れているようである。
「言い出しかねて」でもウィスパーヴォイスで聴くものを惹きつける。この歌い方が彼女の得意とするテクニックなのであろう。耳の中を爽やかな風が通り抜けていくようだ。つい耳をすませて、ひとつひとつの発声に聴き入ってしまう。
「アズ・ロング・アズ・アイ・リヴ」は、バックのオーケストラが華麗にスイングし快調である。アニタ・オデイもノリノリで、いろいろな表情を見せてくれる。
「月とてもなく」ではハスキーな声を利用して色仕掛けで迫ってくるが、前曲までの爽やかさの余韻のためか、色っぽさに欠けている。
「タイム・アフター・タイム」は彼女の声がピッタリとマッチしたバラード。ここでは色気が充分に出ていて、夜によく似合う大人の世界を感じさせる。オーケストラもムードたっぷり。
「アイル・シー・ユー・イン・マイ・ドリームズ」では彼女は元気いっぱいで、明るい曲に仕上がっている。バックのホーンセクションも素晴らしい。
このディスクは気軽に聴ける女性ヴォーカルものとして、一枚手元に置いておきたい。




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