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ジャズ100本ノック !!

Amazonへ チャーリー・ブラウン組曲/ヴィンス・ガラルディ
THE CHARLIE BROWN SUITE & OTHER FAVORITES/VINCE GUARALDI
(bluebird BVCJ-31035)
1.Linus and Lucy With The Band(4:13)
2.The Charlie Brown Theme(2:38)
3.Intro With Linus and Lucy (The Charlie Brown Suite)(8:13)
4.Happiness Is (The Charlie Brown Suite)(5:49)
5.Peppermint Patty (The Charlie Brown Suite)(5:51)
6.Charlie Brown Theme (The Charlie Brown Suite)(5:37)
7.Rain, Rain Go Away (The Charlie Brown Suite)(4:58)
8.Red Baron (The Charlie Brown Suite)(5:57)
9.Closing (The Charlie Brown Suite)(2:35)
10.Cast Your Fate To The Wind(6:43)

スヌーピーでおなじみの漫画「ピーナッツ」を題材にしたアルバム。ヴィンス・ガラルディは作編曲、ピアノを担当している。写真で見ると、眼鏡+八の字ひげをたくわえた怪しいおっさんである。
「ライナス・アンド・ルーシー・ウィズ・ザ・バンド」はロック調の曲。ホーンセクションのアンサンブルが綺麗な曲で、ピアノにも広がりがある。ドラムがジャズらしくなく、ロックテイストで軽快に叩かれているのが特長だ。トランペットソロもキュイーンと唸りをあげている。
「チャーリー・ブラウンのテーマ」では、軽やかで爽やかな感じのするピアノとギターがとても気持ちいい。
次から「チャーリー・ブラウン組曲」という作品群に入る。
「イントロ・ウィズ・ライナス・アンド・ルーシー」はジャズというよりもクラシックのオーケストラ作品と言った方がいい。ストリングスが流麗でしっとりとしていて美しい。少し漫画の雰囲気とは離れた、おとなしめの曲調だ。中盤からヴィンス・ガラルディのピアノが入り、少しジャズらしくなる。録音が散漫で、無駄な反響音が多いのが、私にとっては減点対象となる。
「ハッピネス・イズ」も暗めのオーケストラ作品だ。ここでも録音が悪く、全編にサーッというノイズが入っていて、楽器の音もぼやけ気味だ。それでも、ピアノのメロディーセンスは図抜けたところがある。
「ペパーミント・パティ」は格好いいベースフレーズとドラムのシンバルから始まる。ピアノのセンスはここでも卓越していて、ジャズのピアノトリオにストリングスが参加しているような構成になっている。
「チャーリー・ブラウン」のテーマは、フルートの独奏から始まる。どこか物憂げである。ピアノトリオ+ストリングスという構成に変わりはないが、漫画のポップな印象と比べると、かなり暗い曲だ。
「レッド・バロン」は、再びノリの良いロック調の曲。ピアノの早弾きと、高速かつ正確なドラミングが聴きどころ。
組曲おしまいの「クロージング」は、ゆったりとしたストリングスに、ズカズカと押し入るようなヴィンス・ガラルディのピアノが加わる。
「キャスト・ユア・フェイト・トゥ・ザ・ウィンド」は、これまでの中でいちばん元気な曲。ガラルディのピアノもガツガツしているし、ドラミングもジャズらしいものになっていて、ジャジーなギターも参加している。
「チャーリー・ブラウン」のイメージから入ると、少し場違いな印象を受けるアルバムである。




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