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ジャズ100本ノック !!

トウキョウ・ブルー/ウルフ・ワケーニウス・グループ
Tokyo Blue/Ulf Wakenius Group
(scandinavian connection SOL SC-0002)
1.Tokyo Blue(5:33) 2.Smile(1:53) 3.Toronto 2PM(7:51) 4.Blame It On My Youth(8:17) 5.At Long Last Love(5:45) 6.What Are You Ding The Rest Of Your Life(3:51) 7.Nuage(2:42) 8.Buenos Aires(5:36) 9.The New World(7:18) 10.Love Theme From Spartacus(3:03)

2003年に発売された、ギターのウルフ・ワケーニウスをリーダーとしたカルテット作品。ピアノ・トリオの上でウルフ・ワケーニウスがギターを弾いていると思ってもらえれば、話が早い。ほかのメンバーは、カーステン・ダール(p)、モーテン・ルンド(ds)、森泰人(b)といったラインナップ。ウルフ・ワケーニウスと森泰人がスウェーデン、カーステン・ダールとモーテン・ルンドがデンマークといったように、スカンジナビア半島の「北欧ジャズ」だ。「北欧ジャズ」は、最近脚光を浴びている。
最初の曲が、表題曲の「トウキョウ・ブルー」。とてもおしゃれだ。エレクトリック・ギターのフレーズも冴え渡っているし、カーステン・ダールのピアノソロもしっかりしていて聴き応えがある。それも、モーテン・ルンドと森泰人のリズム陣が土台をしっかり固めているからだろう。
続く2曲目が「スマイル」。ここでウルフはアコースティック・ギターを使っている。ウルフ1人の演奏で、ジャズというより環境音楽だ。
「トロント2PM」で再びジャズに戻る。ジャジーだ。森のズンズン迫るベースが素晴らしい。ウルフ・ワケーニウスもそれに触発されるように早いフレーズをどんどん弾いている。カーステン・ダールのピアノも軽やかで小気味がよい。いいなあ、文句のつけようのないジャズだ。
「ブレイム・イット・オン・マイ・ユース」はバラード作品。各人の演奏がしっかりしていることを再認識できる。森のベースが、ガッチリと安定しているので、音楽に揺るぎがない。
「ホワット・アー・ユー・ドゥーイング・ザ・レスト・オブ・ユア・ライフ」「雲」は、再びアコースティック・ギターのソロ作品。アコースティック・ギターでも充分に表現ができることを証明している。
「ブエノスアイレス」で、アコースティック・ギターを使いながらもジャズに少し戻ったかと思えば、「ザ・ニュー・ワールド」でさらにジャズ色が薄まり、ラストの「スパルタカス愛のテーマ」は完全にアコースティック・ギター一本。
前半のジャズが気分良かっただけに、後半のアコースティック・ギター路線で内容が薄まってしまった。アコースティック・ギターの曲を全部抜いてジャズのみで押し切れば充分5つ星なのだが、うーんもったいない。最後のほうでこのディスクをどうしたかったのかが分からなくなってしまった。




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