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ジャズ100本ノック !!

Amazonへ イン・エンジェル・シティ/チャーリー・ヘイデン・カルテット・ウエスト
In Angel City/Charlie Hadan Quartet West
(輸入盤 Verve 837 031-2)
1.Sunday At The Hillcrest(6:24) 2.First Song (For Ruth)(7:00) 3.The Red Wind(4:59) 4.Blue In Green(7:21) 5.Alpha(6:30) 6.Live Your Dreams(6:34) 7.Child's Play(3:08) 8.Fortune's Fame(8:13) 9.Tarantella(3:18) 10.Lonely Woman(13:40)

ベーシストのチャーリー・ヘイデンをリーダーとする、テナーサックス・カルテット作品。
砂漠を吹き抜ける風のような、カラッとした乾いた音がする。
チャーリー・ヘイデンはベーシストなので、ローレンス・マラブルのドラムとのリズム・セクションは問題なし。ベースは、左手がしっかり押さえられているとわかる音だ。一音一音がはっきり、ブーンと鳴っている。ローレンス・マラブルのブラシさばきも、ドライな音の要因になっている。シンバルのシャリシャリした音がいい。4人全体の出す音に統一感があって、自然とひとつの点に向かっているような感じを受ける。
1曲目「Sunday At The Hillcrest」と2曲目「First Song(For Ruth)」は、チャーリー・ヘイデンの作曲によるものだ。ベーシストが、どうしてこうもロマンチックな曲が書けるのかと不思議に思うくらい、うっとりとする美しい音楽だ。アーニー・ワッツのテナーサックスの音も、高音がスーッと吹き抜けるような、ドライで気持ちのよい演奏だ。繰り返し書くようになるが、乾いた風の吹き抜ける寂れた街の交差点に立っているような、荒涼としている感がある。
5曲目「Alpha」では、チャーリー・ヘイデンのベースソロが聴きどころだ。
6曲目「Live Your Dream」は、アーニー・ワッツによる作曲。低音から高音までサックスがよく鳴るよう、計算している。このディスクでは、本当にアーニー・ワッツがいい仕事をしている。アラン・ブロードベントのピアノソロも聴ける。このピアノも、出しゃばることなく淡々としていて、他の楽器の音と見事にマッチしている。
7曲目「Child's Play」は、タイトル通り、サンバ調のポップで楽しい曲だ。これもチャーリー・ヘイデンの作曲したもので、ローレンス・マラブルのドラムソロが入る。
夏の終わりから秋にかけての、ドライで涼しい季節にぴったりな一枚である。




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