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ジャズ100本ノック !!

Amazonへ ユー・ベター・ノウ・イット!!!/ライオネル・ハンプトン
YOU BETTER KNOW IT!!!/LIONEL HAMPTON
(impulse UCCI-9044)
1.King Dem Bells(3:29) 2.Vibraphone Blues(5:08) 3.Tempo's Birthday(3:58) 4.Sweethearts On Parade(3:12) 5.Pick A Rib(3:35) 6.Trick Or Treat(6:04) 7.Cute(3:05) 8.Swingle Jungle(2:55) 9.Taste Of Honey(2:44)

ライオネル・ハンプトンと言えば、ヴァイブラフォン。ヴァイブをジャズ界に取り入れ、開拓していった元祖ヴァイブ奏者である。彼の後にもミルト・ジャクソンなどのヴァイブ奏者が輩出されているが、やはりライオネル・ハンプトンはジャズ・ヴァイブ界において絶対的で単独無比な存在だ。
このディスクは1964年に録音されているので、彼は55歳。すでにジャズ界ではベテランの域に達している頃の作品だ。曲中でも切迫感が無く、余裕を持った演奏が聴ける。
1曲目の「リング・デム・ベルズ」は心地よいスイングが楽しい曲だ。この曲ではヴァイブはもちろん、ヴォーカルも披露している。ちょっと意外ではあったが、渋くて上手にまとめてある。スキャットもいい。ベン・ウェブスターのテナー・サックスソロは野太く風格があり、クラーク・テリーのトランペットソロも雰囲気に溶け込んでいている。
2曲目の「ヴァイブラフォン・ブルース」はライオネル・ハンプトン自身による作曲だ。低音から高音までヴァイブの音が生かせる作曲をしている。ここでも彼はヴォーカルを取っている。歌もダンディで、ヴォーカルを専門にしているかのような歌いっぷりだ。
5曲目「ピック・ア・リブ」では見事なマレットさばきを聴くことができる。ベン・ウェブスターのテナーとの絡みも息が合っている。
8曲目「スイングル・ジングル」は「ジングル・ベル」をフィーチャーした作品である。ミルト・ヒントンのベースのスウィングが良く、つい体でノッてしまう明るい曲で、ラストはこれまた明るく豪快なベン・ウェブスターのテナーでフェードアウトしていく。
9曲目の「密の味」は今までとは路線が違って、しっとりとした大人びた曲になっている。ヴァイブは陰でてろてろと鳴っていて、その上をテナーがムーディーな雰囲気に包んでいく。
全体を通して、男のダンディさをお洒落にした仕上がりになっている。ふわっとしたムードがとても気持ちいいアルバムだ。




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