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ジャズ100本ノック !!

Amazonへ BLOWIN' THE BLUES AWAY/HORACE SILVER
(輸入盤 BLUENOTE 7243-4-95342-2-3)
1.Blowin' The Blues Away(4:44) 2.The St. Vitus Dance(4:09) 3.Break City(4:57) 4.Peace(6:02) 5.Sister Sadie(6:19) 6.The Baghdad Blues(4:53) 7.Melancholy Mood(7:08) 8.How Did It Happen(4:43)

私がホレス・シルヴァーというピアニストを知るきっかけになった一枚。彼を「ピアニスト」という呼称だけで呼ぶのはふさわしくない。そう感じさせる一枚だ。
きっかけは、またしてもいきつけのジャズ喫茶でのことだ。今までに聴いたことのないファンキーな演奏、そして黒一色の筆でざっくりと描かれたピアニストのジャケットに興味を持った。早速マスターにレコードのジャケットを見せてもらって、帰りにCD店に寄りこの輸入盤を買った。買ったときには輸入盤しか店頭になく、しかも安かったので買ったのだが、これは名盤として有名で、日本盤も何度も再リリースされている。つい最近1500円で日本盤がリリースされ、さらに手に入れやすくなったのは嬉しい。
ホレス・シルヴァーのジャズは「ファンキー・ジャズ」と呼ばれている。タイトルにもなっている1曲目の「BLOWIN' THE BLUES AWAY」の出だしからファンキーは炸裂する。ホーン・セクションがのっけからブワッと飛び出してくるのだ。CDをプレイしていきなりなので驚かされる。3曲目の「BREAK CITY」も私のお気に入りだ。
ホレス・シルヴァーのディスクの特徴は、重厚なホーンセクションを布いていることだ。この作品ではブルー・ミッチェルのトランペット、ジュニア・クックのテナー・サックスがそうだ。
ファンキーなのはホーン・セクションにだけによるものではない。ホレス・シルヴァーのジャズが「ファンキー・ジャズ」と呼ばれるのは、彼のピアノがもちろん「ファンキー」だからだ。彼のピアノはメロディーを奏でるためにあるのではない。ガンガンとリズムをピアノに叩きつける。たとえメロディーを弾いていても、メロディーとはとらえにくいほどパワフルだ。
彼のファンキーさは演奏によるものだけではなく、自身の作曲力によるところも大きい。8曲目の「HOW DID IT HAPPEN」を除く全ての曲がホレス・シルヴァーの作曲したものだ。このディスク以外の作品でも自作曲が多い。
時として4曲目の「PEACE(ホレス・シルヴァー作曲)」のようなバラードがスッと出されるのも心憎い。緩急自在に曲を使い、聴いている者の心に揺さぶりをかける。
このディスクがきっかけで、ホレス・シルヴァーのディスクのほとんどを蒐集してしまった。また違った形で紹介できればと思う。




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