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ジャズ100本ノック !!

Amazonへ ナウズ・ザ・タイム/チャーリー・パーカー
NOW'S THE TIME/CHARLIE PARKER
(Verve UCCU-5018)
1.The Song Is You(3:01) 2.Laird Baird(2:49) 3.Kim (Alternate Take)(3:02) 4.KIM(3:02) 5.Cosmic Rays(3:09) 6.Cosmic Rays (Alternate Take)(3:20) 7.Chi-Chi (Alternate Take)(3:10) 8.Chi-Chi(2:45) 9.Chi-Chi (Alternate Take)(2:41) 10.Chi-Chi(3:07) 11.I Remember You(3:07) 12.Now's The Time(3:04) 13.Confirmation(2:58)

このディスクはイントロなしに始まる。1曲目「THE SONG IS YOU」は最初からスキを与えない。チャーリー・パーカーのアルト・サックスがいきなり鳴り出す。
2曲目の「LAIRD BAIRD」はパーカー自作曲で、どのようにしたら自分のサックスがよく聞こえるかを計算したかのようである。ここで「BAIRD」というのはパーカーの子供の名前であり、同様に子供の名前をそのままタイトルにした「KIM」という曲も収められている。
編成はパーカーを中心としたクァルテット編成だが、前半と後半でメンバーが異なっている。前半後半に共通しているのはドラムのマックス・ローチだけである。
パーカーの音色は明瞭でわかりやすい。全体にテンションが高く、その傾向は高音になればなるほどより明確になる。常に熱いサウンドで、静かに語りかけるということを知らないようである。
ドラムはクリフォード・ブラウンとのコンビでおなじみマックス・ローチだが、脇役というよりも完全に影に隠れている。よく聴けば、確かにマックス・ローチの音色だ。他のメンバーもパーカーの出すパワーに圧倒され、個性はあまり見いだせない。脇役以下か。
「パーカーのパーカーによる」作品と言ってしまえば簡単に片づくが、それでは他のメンバーに悪い気がする。
まるでパーカーを「悪役」のようなイメージにさせたかもしれないが、パーカーのサウンドを存分に楽しみたいファンにとってはパーカーの美味しいところだけを取り出したアルバムであり、雑念なくサックスの洪水に溺れることが出来る。




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