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ジャズ100本ノック !!

Amazonへ ニューヨーク・スタイル/アキコ・グレース
New York Style/Akiko Grace
(Jroom SAVOY COCB-53050)
1.Jump(6:34) 2.Chromazone(5:09) 3.Greensleeves(6:36) 4.Smile(5:15) 5.Caravan(4:25) 6.Siciliano Through My Eyes(6:09) 7.Scarborough Fair(5:03) 8.Pray Song - for Gound Zero(6:07) 9.Sixth Sense(5:18) 10.Transition (future mix)(4:24) 11.Breathe Out(6:31) 12.Body and Soul(2:29)

アキコ・グレースの「ニューヨーク三部作」と言われるうちの3作目。前2作の「フロム・ニューヨーク」「マンハッタン・ストーリー」ともスイングジャーナル誌のゴールドディスクを受賞している(両方買ってあります)。どれもピアノトリオ作品。
知っている人は知っているだろうがアキコ・グレースという名前だが、れっきとした日本人で、本名は岩瀬晶子。1974年生まれだから自分よりも2つ年上か。
人を見た目で判断するのは良くないことだが、私が受けた彼女の第一印象は髪が長く線の細いきれいなお姉さんというものだった。
線が細いので音も細いのだろうと手前勝手な予想をしていたが、ところがどっこい、とても力強い演奏なのである。おそらく指の力だけではなく、腹筋や背筋も使い、体全体を駆使して演奏しているのだろう。魂のこもったこの演奏を聴くと、そのような姿が目に浮かぶ。
1曲目でヴァン・ヘイレンの「Jump」をとりあげているが、どう聴いても頭の中で原曲と一致しないほどのアレンジをほどこしている。かと思えば3曲目で「Greensleeves」を原曲の魅力そのままに華麗に演奏している。どちらにせよ、自分の土俵に持ち込んで曲を弾きこなしている。
これほど力強くて説得力のあるピアノの演奏と競演するには、ベースとドラムも骨のある演奏をしないとピアノが引き立たないであろう。そういう点では、問題なくベースもドラムも力負けしておらずしっかりとした演奏をしており、彼女の魅力を引き出している。
さて、このディスクでニューヨーク3部作が完結したのだが、その次の作品にはちょっとがっかり。この人にはやっぱりニューヨークが似合うのだと改めて思った。その「問題作」はまたレビューする機会も出てくるかも(?)しれないので、ここまでにしておこう。




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